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■えびすレポート2004.No9(平成16年12月
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■南砺市合併記念式典のこと (H16・12・26)
風邪をこじらせて県立中央病院に入院中だったが、幸いもう直ぐ退院という所まで来た。
昨日朝、主治医の先生は、午後から一時外出しても良いと言われたので、福野のヘリオスで行われた「南砺市合併記念式典」に出席する事が出来た。
久しぶりに待合室で総務省の地方債課長の佐藤文俊氏に会った。
17,8年前、僕が県の政調会長の時、佐藤氏は中沖知事の下で、財政課長をされていた。当時まだバブルの始まる前で、中沖県政コレからダッシュという時だったと思う。
積極的な予算を組むか如何かで大型プロジェクトや主要県単独事業の事でいろいろやり取りして、交渉した間柄だったので、懐かしく、今まで東京ではちょこちょこ会っていたけれど富山でこれからの地方のことなどの話しが出来て、楽しかった。
式典では、知事さんのあとで祝辞を言う光栄を与えられたので、思い切って次の様に申し上げた。別記します。
■南砺市合併記念式典祝辞 (H16・12・26)
・南砺市合併記念式典が盛大に開催されまして誠におめでとうございます。
・10日程前に肺炎になりかかり、入院し、その菌が肺だけでなく、お腹にも入り、下痢をしまして、漸く快方に向かいました。担当の医師から外出許可を得て出席出来て大変喜んでいます。
・11月1日の新しい市役所の開所式には綿貫先生がご出席になりました。私は当日、 富山市 での同時刻開催の国連のNOWPAPの事務所の開設式に出ましたので、ここには欠席せざるを得ませんでした。尚更、今日は出席したいと思ったのでございます。
皆で、三年・二年かけて、いやもっと前からかも知れませんが、町村長、議会、合併協議会の皆様が中心となられて立派に合併をなしとげられて本当にご苦労様でした。おめでとうございました。先般、市長選も行なわれ、激戦の市議選も終り、議会の組織も出来、おめでとうございました。
今日表彰をお受けになりました 8人の前町村長さん方にはおめでとうとご苦労様と申し上げます。
しかし、いよいよこれからが本番でございます。
@8つの町村が一つになり、一体感がもてるようにする。
Aそのためには、個別の長所をお互いに大切に尊敬しあって、自分達の先祖が育てて来ていただいたものに自信と誇りを持って、自分達の旧町村を大切にする事が南砺市を発展させる事だと思います。 仲間の事を愛し、信ずれば、仲間からも信じて愛してもらえる。この事が南砺市の一体感を出すことであると信じて、念じて、皆んなで頑張りたいものでございます。
B合併調印式の時も申し上げましたが、この市には「伝統的文化が多いこと」「山、緑があり空気が綺麗なこと」「心が通じ合うこと」「信仰心が篤いこと」「職人の技、心が色濃く残り受け継がれていること」が特長としてあげられると思うのでございます。これをベースにして発展への道のりは非常に明るいと存じます。
皆で希望を持って努力し、協力し、いい市を後世に残したいものです。
これで終りにしたいのですが、皆様に絶大なご支援をいただいて国会議員にしていただきましたので御礼を申し上げ、その後、東京で同級生と懇親会をした時の、彼等のふるさとへの心を二つだけお伝えしたいと存じます。
『我々は東京で働き、東京で税金を出しとるけれど、その内、国や東京で遣うのは7割で、残りは田舎、地方へ巡っているだろうナ。もう一寸東京だけにして、税金を安くして呉れんもんかい。』
『何、言うとるがい。幼稚園、小学校、中学校、高校は田舎で、大学は東京で、就職は都会で、税金は都会で、というたら、子供の時育った田舎に恩返ししてないよ。田舎にまだ親が居ったら、たまにも帰って、過去のお蔭様を考えてくれま。国を人間にたとえたら、東京が頭、名古屋が心臓、大阪が胃、京都が腸なら、指、手足は田舎やろがい。五体満足ではじめて健全な身体でないかい。それが、地方と都会、国と都会、地方と国、―――これで三位一体、バランスのとれた国の発展が出来るがでないかい。この三つの中でも地方がキーワードや。』
『判ったちゃ。そうやな。ところで、田舎、故郷へ帰ったら、前の役場か、学校か、図書館か、どっかにふるさとへ帰って、都会から田舎を見たら、こう思うとか、あの人どうしとるとか、いろいろ話の出来るコーナーか場所を作って呉れま。』
『そしたら、富山に家はなくなったけれど、子供の時過ごした田舎へ帰って、あの川、あの丘や田園、あの山へ行ったりして、田舎へ行きやすいナー。』
『空いとる家、あるもんかい。』
『あるある。田圃か畑か山の下刈りか、をしに一週間でも三日でも来て、一寸、人間らしい生活してみいま。』
『そんな仕組が出来たら良いナ。一寸、お金出しても良いちゃ。』と言いました。是非、検討してみて下さい。
そこで、私の提案です。
この南砺市の中で南砺市民がお互いに安い、楽な方法で、セカンドハウスを持てるようにしていただいたら、平、上平、利賀の五箇三村と、平野部の交流、生活、生産、伝統文化の継承、観光客の受け入れ等が一層出来易く、世界のグリーンツーリズムの見本の様な発展が出来るのでないでしょうか。人口が少なくなる、子供が産まれない、人が来ないという事の対策を「まず自分達で自分達の中から隗より始めよ」と思うのでございます。
合併の記念式典に出させていただいた、今日の嬉しさのあまり、よけいな事を申し上げました。
祝辞といたします。ご発展をお祈りいたします。
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